トラックレースのススメ

走り込みだけで記録は伸びるのか?

マラソンに取り組んでいる市民ランナーの方々(特に30歳台後半以上)から、以下のような声をよく耳にします。

  • きついからインターバル練習は苦手
  • 自分はマラソン専門だから、ハーフ以下のレースは出ない
  • スピードが無いからトラックレースなんて無理

非常にもったいない。

マラソンの記録更新を目指すうえで走り込みによる脚作りは必須ですが、それだけでは伸びに限界があります。
そこでインターバルトレーニングをはじめとしたポイント練習(心肺に強い負荷をかけ、ゼーゼーハーハー追い込む)が必要となってくるわけですが、マラソンで殻を破りたい場合、さらに発展させて5000mのトラックレースに挑戦することを強くお勧めします。

トラックレースとは?

1周400mのトラックを周回しタイムを競う陸上競技です。

5000m競走は、トラックを12周半走るタイムを競います。
持久力だけでなくスピードや戦略も要求される長距離走の花形種目であり、中学生から社会人まで陸上長距離に取り組む多くの選手が挑戦しています。

スピード向上によるメリット

実際のマラソンレースの中で、5000m競走と同等のスピードで走ることはまずありません。
ではマラソン選手があえて短い距離のトラックレースに取り組むメリットは何でしょうか。

心肺の強化やきつくなったときの粘りなどマラソンに活きるポイントは多数ありますが、最大のメリットは「マラソンのレースペースに対する余力度が上がること」だと考えています。

例えばマラソンで3時間切り、サブ3を目指しているとします。
5000mを19分10秒(3分50秒/km)のスピードしかない場合、サブ3を目指す4分10秒/kmの走行(終盤のペースダウンを考慮すると、序盤これくらいのペースは必要)はなかなかきついでしょう。
しかし5000mを17分30秒(3分30秒/km)で走れるまでにスピードを鍛えれば、 4分10秒/km どころか4分/kmの走行ですらジョギングのように感じます

このようにレースペースに対する余力度を上げることで、精神的な余裕を持ってマラソンの距離に挑むことができる。
そのための指標として、気軽に出場できるトラックレースは非常に有効だと考えています。

実際私もサブ3を目指していたシーズン、春~秋はスピード強化に重点を置き、ほぼ毎月トラック5000mに出場していました。少しずつ記録を伸ばし、その冬のマラソンでは初めてのサブ3を達成できました。

まとめ

マラソンの記録に伸び悩んだら、壁を破るためにも短い距離のトラックレースにも挑戦してみませんか?
スピード強化により得られるメリットはきっと大きいはずです。

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