ランニングシューズのアウトソールを補修してみた

ランニングシューズを長く使うと、どうしてもソールがすり減ってくる。

ソールの摩耗は、シューズを買い替える目安の一つになるわけだが、近年のランニングシューズは高価格化が進んでおり、できる限り今のシューズを長く使い続けたい、というランナーも多いと思う。

そこで、今回の投稿では、市販のシューズ補修材を用いて、ランニングシューズのアウトソールを補修することで、シューズの寿命を延ばす方法を試してみたので、紹介する。

そもそもランニングシューズの寿命とは

一般的に、ランニングシューズの寿命は、走行距離500~800km程度と言われている。

また、自分の感覚では、部分的にでもアウトソールがすり減って、厚さが無くなった時が交換のタイミングではないかと思っている。

もう少し細かく見ると、ランニングシューズはいくつかのタイプに分類することができる。速さや軽さを追求したレーシングシューズや、脚の保護やクッション性を重視したデイリートレーナー、それらの中間に位置するレース/トレーニング兼用モデルなどにカテゴライズできるが、経験上、およそ以下の距離を走ったあたりで前述の交換タイミングを迎えるように感じる。

タイプ特徴耐用距離の目安
レーシング速さや軽さを重視。シューズとしての耐久性は、あまり考慮されない。300km
レース&トレーニング中厚のソールで、ポイント練習からレースまで使える万能タイプ。400km~500km
デイリートレーナー脚の保護やクッション性を重視。多くのランナーにとって、ジョギング等で日常的に最も使う機会の多いと思われるタイプ。600km~800km

上記はあくまで私の感覚であり、ランナーそれぞれの体重や接地方法によっても変わってくる。

いずれにしても、毎月200km程度走るランナーの場合、一つのシューズを使い続けていれば、早ければ3か月程度で交換のタイミングを迎えることになる。

シューズで最もダメージを受けるのはどこか

ランニングシューズの構造は大まかに以下のように分類できる。

構造特徴
アッパー足を入れてシューズに固定する、布地の部分全体。
ミッドソールソールのうち、以下のアウトソールを除く部分全体。各社工夫を凝らしたフォーム材が用いられており、またシューズによってはゲル状の衝撃吸収材や、反発性を生むカーボンプレートなどの特殊素材も搭載され、シューズの性能の大部分を担う構造。
アウトソール地面に直接接する部分。グリップ性やミッドソールの保護も兼ねて、ラバー素材が採用されることが多い。

ランニングシューズで最も激しく摩耗するのは、アウトソールとなる。

アッパーやミッドソールも、繊維がほつれたり、フォーム材が潰れて本来の機能が失われたりと劣化はするのだが、アウトソールのすり減り具合に対して、まだまだ使えるのに……というレベルであることが多い。

逆に言えば、アウトソールのすり減りさえ補修できれば、ミッドソールやアッパーの機能性はまだまだ残っているのだから、ランニングシューズの寿命を延ばせるはず、と考えた。

今回補修するシューズと、使用するシューズ補修材

今回補修してみるシューズは、asicsのゲルニンバス23。2021年6月に購入して以来、およそ600km走行した状態。

日常のジョグやポイント練習前後のアップ&ダウンで使用してきたシューズで、前足部の中央~外側、踵の外側で、アウトソールの摩耗が目立つ。ミッドソールが一部見えるようになってしまっている個所もある。

今回は、シューズ補修材Shoe Goo(シューグー)でアウトソールの補修を行った。

ソールに塗って、乾燥させることで、簡単にすり減った部分を補修することができる。

作業手順

まずは、シューズを丁寧に洗う。
Shoe Gooはアウトソールに直接塗り付けるので、砂や汚れが付着したままだと、十分に接着しない可能性がある。

続いて、アウトソールのすり減った部分に、Shoe Gooを塗り付ける。

木製の棒が付属しているので、延ばしながら、形を整えていく。

今回はこの程度まで補修した。

横から見ると、十分な厚さのアウトソールが復活したことがわかる。

最後に、二日ほど乾燥させる。十分にShoe Gooが硬くなったことを確認して、完成。

新品時の写真と見比べても、遜色ないアウトソールに復元されている。

走ってみると、地面に接する部分の素材が部分的とはいえ変わっているので、接地感は若干変わっているように感じた。標準のラバー素材に対して今回のShoe Gooの素材は若干硬いようで、アスファルトを走るとやや硬質な接地音がした。

とはいえ、グリップ性や走り心地には全く問題は感じなかった。

まとめ

今回は、シューズ補修材Shoe Goo(シューグー)を用いることで、アウトソールがすり減ったランニングシューズを補修し、寿命を延ばすことができた。

近年のランニングシューズは高価格化が進んでおり、頻繁に買い替えることはためらってしまう。

今のシューズを少しでも長く使い続けたい、という方は、是非とも本投稿で紹介した方法を試してみてほしい。

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