ランニングシューズの選び方

「さぁ、走ろう!」と思い立った時、必ず必要になるなのがランニングシューズ。
スポーツショップに行けば様々なメーカーのモデルが数えきれないほど並んでいます。
それらの中から自分にぴったり合うシューズを見つけ出すのは本当に大変です。

スポーツショップには、様々なランニングシューズが並んでいる。

また、既にランニングを継続していたり、大会に挑戦している方は、既にシューズについての「基準」は持っていると思います。
しかし、普段履いているシューズは「本当に自分に合っている」シューズでしょうか?

私は走歴8年目の頃、シューズ選びをじっくり見なおした結果、それまで履いていたサイズは実は自分の足に合っていなかった、ということがありました。「今までこのメーカーのこのサイズだったから今回も…」でなく、定期的にランニングシューズを見直す機会を設けていただきたいと思います。

ここでは、一般論に私の経験もプラスし、シューズ選びにあたっての私なりの考え方を紹介します。
初めてのランニングシューズを購入する場合をイメージしていますが、既に走られている方にとっても、少しでも参考になれば嬉しいです。

足長の測り方

まずは、自分の“足のサイズ”を測ってみましょう。
今更…?と思われるかもしれませんが、実際に自分の足長を把握している方は意外と少ないように思います。普段履いているスニーカーのサイズとは異なっている場合がほとんどですので、ランニングシューズ選びの失敗を避けるためにも是非計測しておきましょう。

スポーツ店のシューズコーナーにはたいてい測定用の器具が置かれているので、それをお借りするのが簡単です。

私の足を測ってみたところ。この場合、24.0cmとわかる。

事前に自宅で測っておきたい、という場合は紙と筆記具、メジャーを用意しましょう。
壁に紙の端が当たるように置き、その上に裸足の足を置きます。
かかとを壁に当て、最も長い指の先に筆記具で印をつけます。
この印上に、紙の端と平行な線を引き、紙の端と平行線の間をメジャーで測ります。
これが足長となります。

左右で違う場合もあるので、必ず両足を確認するのが大切です。

シューズの使用目的を決めておく

購入するシューズの目的確認も忘れずに。

ランニングシューズは、ランナーの走力や使用用途によってカテゴリー分けされています。
クッション重視のジョギングモデル、軽さ重視のレースモデル、これらの中間的なレース/トレーニング兼用モデルなど様々です。

asics公式ページのチャート表。目的に合ったシューズを選択することが大切。

一般的にレースモデルは軽い代わりに衝撃を和らげるクッション性が低く、初心者の方には適していません。

これから走り始める場合は、スポーツショップで「マラソン5時間~6時間」「マラソン完走」「初心者向け」等の表記のある、ソールが厚くて脚に優しそうなモデルを選びましょう。

目安となるサイズ

ランニングシューズはメーカー毎に、また同メーカーでもモデル毎に、サイズ感や設計時の足型が異なります。よって、必ず実際の店舗で試し履きの上、購入することが重要です。

試したことのないシューズを、サイズ表記だけでインターネットでいきなり購入するのは大失敗のもと!ネット通販は便利ですが、ランニングシューズに限っては、実際に使用しているモデルの2足目以降や、シリーズモデルの購入程度としておくほうが無難です。

スポーツショップでは、足長がわかったら、まずは以下の表のサイズから試し履きしてみましょう。

「足長+1.0cm」が基本です。
モデルによっては横幅が広め(ワイド)、細め(ナロー)等も選択できますが、まずは標準(スタンダード)を試しましょう。

このときのフィット感をもとに、サイズや横幅を調整していきます。

つま先に1cmほどの余裕があるのが適正サイズ。もしなければ、サイズが小さいため0.5cmアップを試します。
逆に1.5cm以上隙間がある場合はサイズが大きすぎます。

つま先の隙間が適正にも関わらず親指や小指付近に圧迫感があったり、逆に遊びがあり安定しない場合は、横幅があっていません。
試着したモデルにワイドやナローがあれば、そちらも試してみましょう。

このようなトライ&エラーを何度も繰り返し、不快な箇所が全くない、自分の足に完璧に合ったシューズを見つけましょう。

チェックするポイント

しっくり来る一足が見つかったら、以下の5項目を最終チェックしましょう。いずれもランニング中の故障に直結する項目なので、入念に確認してください。

①つま先に1.0cmほどの余裕があり、指先を動かせるか?
足入れした段階でつま先に余裕が無く、爪がシューズに当たっているようなら、黒爪の原因になる恐れがあります。
逆に、1.5cmつま先にスペースがあるなら、サイズが大きすぎます。

➁親指と小指に圧迫されるような感覚は無いか?
横幅が小さい場合、ランニング中に内方向への圧力がかかり続け、骨の異常に繋がります。

➂逆に、幅が広すぎてアッパーの生地が余っていないか?
ランニング中に足が横方向に動くと、マメの原因になります。

④靴紐を自然に締めた時、左右の羽が平行になっているか?
平行にならない場合、靴の幅があっていない可能性があります。

➄踵が固定されず浮き上がることはないか?
踵が上下に動くことでシューズと擦れ、マメや出血の原因となることがあります。
また、足の甲に過剰な圧力がかかることで、痛みが生じる可能性があります。

まとめ

自分にぴったり合ったシューズを見つけることは、ランニングの楽しさに直結します。

逆に足に合っていなかったり、違和感を感じるシューズで走り続けると必ず故障に繋がります。そうなっては走ることを楽しむ、どころではありません。

長くランニングを続けていくためにも、最初の一足はとことんこだわりましょう。
また、既に走っている方も次回のシューズ購入の際には、何となく同じモデルを購入するのでなく、本当に自分に合っているのか、気に留めておいていただければ幸いです。

この記事が皆様のお役に立てれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です