ヴェイパーフライ ネクスト%を日々の練習から使うとどうなる?

トップランナーのシェアを独占している厚底シューズ

箱根駅伝2020が終わりました。
数々の区間新記録が生まれ、また大会記録も6分以上更新される高速レースでしたね。

記録もさながら、選手のほぼ全員がNIKEの厚底シューズ「ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用していることも話題になりました。

2019年9月発売のピンクブラスト。NIKE公式ホームページより。
2019年12月発売のオーロラ。 NIKE公式ホームページより。

同じシューズを着用した選手がズラッと集団で走っている様子は圧巻でしたね。
税込み3万円オーバーと高額ですが、お正月限定で公式ストアより購入で20%オフとなるキャンペーンが行われていました。
話題性に加えて期間限定キャンペーンの後押しもあり、ついに購入してしまった、というランナーの方も多いのではないでしょうか。

私は2019年8月より大半のポイント練習およびレースでこのヴェイパーフライ ネクスト%を使用してきました。
練習とレースを合わせて、1足での走行距離は350kmを超えました。
これをふまえて、走行感は?実際に記録更新できるの?練習から使うべき?等、気になるであろう点をレビューしてみたいと思います。

筆者が購入したエレクトリックグリーン。

走行感は?

一言で表すなら「体感より早く、ラクに走れるシューズ」です。
着地した瞬間、厚いクッションにより沈み込む感覚があります。その直後にソールに仕込まれたカーボンプレートにより反発が返ってきて、これにより蹴り出しの際に前方向のエネルギーが得られるイメージです。
明らかにタイムの向上を実感できました。

レース結果は?

ヴェイパーフライ ネクスト%を履いて出場した、私の今シーズンのレース結果はこちらです。

  • トラック5000m…17分15秒86(社会人ベスト)
  • 駅伝…設定以上の好走
  • ハーフマラソン…1時間17分29秒(自己ベスト)
  • マラソン…2時間45分59秒(自己ベスト)

全ての出場種目で自己ベスト更新または好走できました。
しっかり練習ができていれば、記録更新は十分可能なポテンシャルを持つシューズです。

このシューズのおすすめ使用法

ヴェイパーフライ ネクスト%の使用は「レース本番」と「ロング走」に絞るべき、というのが経験をふまえての正直な感想です。
前述の通り、私はこのシューズを購入してからその快適さにドはまりし、ほとんどのポイント練習をこのシューズでこなしていました。
300m15本といったショートインターバルからペース走、レペティション、30kmロング走まで。
とにかく速く、ラクに走れて気持ちいいのです。

しかしですね…
このシューズに依存すると脚が弱くなる!!

ふと数か月ぶりに従来愛用していたシューズを使ってみた時、明らかに走れなくなっていることに気付きました。
比較的クッション性の高いはずのアディゼロジャパンでさえ、すごい着地衝撃を感じます。
軽々こなせていたはずの10kmペース走でさえ、終盤はダメージによる疲労でいっぱいいっぱいの有り様…
脚の筋力の衰えを感じました。

Σ(゚□゚;)ハッ!
実は今シーズンのレースのうち、駅伝、ハーフマラソン、マラソンでは、終盤脚がつりそうな感覚との闘いだったのです。
何とかゴールまでもってくれ…と祈りながら、ヒヤヒヤのフィニッシュでした。
ヴェイパーフライの独特の反発ゆえかと思っていましたが、脚の筋力が弱くなったことで距離に耐えられなくなっているのかも…?と思うようになりました。

そこで最近、走行距離15kmまでのポイント練習では従来使用していた薄底シューズを使用するようにしています。
ポイント練習ではあえて負荷をかけ、脚を鍛える!
そしてレース本番およびマラソンのシュミレーション的な立ち位置のロング走ではヴェイパーフライ ネクスト%を使用するよう使い分けています。

このスタンスに変更してからおよそ1か月、徐々に脚の感覚が戻ってきているのを実感しています。
次のマラソンレースではどのような結果になるのか、とても楽しみです。

まとめ

ヴェイパーフライ ネクスト%は素晴らしいシューズですが、依存すると脚が弱くなるかもしれません。
トレーニングでは目的に応じて適切にシューズを使い分け、レース本番でこのシューズのポテンシャルを100%発揮しましょう!

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