2022年10月9日に、愛媛県今治市で行われた、今治シティマラソン2022に出場してきました。
2022年上旬より、コロナ禍でマラソン大会が悉く中止となる状況が2年ほど続き、実に2年半ぶりのレースの場となりました。
この大会は、僕の出身地である愛媛県今治市で開催されている大会ということで、社会人となってからは欠かさず出場しています。
この記事では、大会の魅力やレース結果を紹介していきます。
大会の概要
今治シティマラソンは、毎年10月上旬に、愛媛県今治市にて開催されているマラソン大会です。
例年、以下の種目が開催されています。
- ハーフマラソン
- 10km
- 5km
- 3km
- 2km(小学生のみ)
いろいろな距離があるので、本格的な競技者から健康のためにちょっと走っている人まで、自分に合った種目で参加できます!
いずれのコースも、日本三大水城に数えられる『今治城』のお堀のすぐ隣からスタートするため、爽快感、写真映えはバツグン。

スタート前やゴール後には、ランナー仲間で集合写真の撮影を楽しんでいる方も多くみられました。
出場の経緯
今治シティマラソンは、僕の地元である愛媛県今治市で行われる大会。
大学からランニングを始め、大学時代は福岡県で過ごした僕は、学生時代にはこの大会に出場したことはありませんでした。
社会人一年目に、帰省および親に元気にやっているところを見せるためにエントリーしてみようと思い立ち、10kmの部にエントリー。
以降、出場することが秋の恒例行事となり、ずっと連続で完走(※)しています。
(※)台風やコロナ禍で中止となった回はノーカウント。
これまでの全記録
参考までに、これまで出場してきた今治シティマラソンの全記録は、以下の通り。
開催年 | エントリー種目 | 結果 | 備考 |
2015年 | 10km | 41分15秒 | 男子29歳以下 13位/59名 |
2016年 | ハーフマラソン | 1時間25分48秒 | 男子29歳以下 3位/21名 |
2017年 | ハーフマラソン | – | 台風により中止 |
2018年 | ハーフマラソン | 1時間33分36秒 | 男子29歳以下 15位/19名 |
2019年 | ハーフマラソン | 1時間20分54秒 | 男子29歳以下 4位/26名 |
2020年 | – | – | コロナ禍で中止 |
2021年 | – | – | コロナ禍で中止 |
2022年 | 10km | 40分38秒 | 男子30代 24位 |
仕事の忙しさや、家庭環境の変化(結婚や長男の誕生)など、様々な要因でランニングに注げる熱量には、時期ごとにばらつきがありました。
こうして一覧にしてみると、練習できていた年とそうでない年が、はっきりわかりますね……笑
レースの振り返り
現在、僕は一歳半になる長男の育児中。
妻は、ランナーとしての活動に理解してくれていますが、長男誕生前、自己記録を更新していた時期のように、ランニング中心の生活を送ることはできません。
最近練習自体もサボり気味で、調子も上がっていなかったので、記録を目指すというよりは、とにかく2年半ぶりのレースの空気を楽しむことを目的に出場しました。
目標タイム
目標にしたタイムは、40分ちょうど。
1kmを4分ペースで10km走り切る必要がある設定です。
俗にいう『キロ4』と呼ばれるペースで、区切りが良いのでそこそこの走力のあるマラソンランナーの練習でよく使われるペース。
僕が大学で、初心者として陸上競技部で長距離種目を始めたとき、8000mのペース走をキロ4で走りとおせるようになることが、一つの登竜門のような存在でした。

直近の練習状況からしても、かなり厳しいけどもしかしたら達成できるかも!?という、絶妙なラインの目標設定でした。
レース展開
そんなこんなで、緊張感3割、ワクワク感7割でスタートラインへ。

号砲が鳴り、走り始めた直後に僕の左後方あたりで選手同士の接触による転倒があった模様。僕は幸い、影響を受けることはありませんでした。
スタート直後は非常に混雑し、転倒すると非常に危険なため、僕は焦らず、細心の注意を払って進むようにしています。
転倒は大きなタイムロスになる上に、後続のランナーも巻き込んでしまう恐れがあります……最悪、怪我してしまって完走できなくなる可能性も。。。
スタート直後は混雑により、転倒の危険性あり。細心の注意を払って、落ち着いてスタート。
直近で1km4分ペースで10kmを走りきれた練習は無かったので、慎重なレース展開を意識。
序盤は体力を温存し、中間点を超えてから徐々にエネルギーを使ってペースを上げていくプランで臨みました。
周囲のランナーに引っ張っていただき、時折集団の先頭に出たりしながら、5km地点までは余裕をもって到達。
折り返しのコーンを曲がってから、グッと力をこめてペースを上げた……つもりでした。
後半になるとペースダウンしてくるランナーが多いので、5~7kmの間で一気にランナーを抜くことができ、ペースアップしている感覚がありましたが……
ウォッチのラップでは、それまでと全く変わらないペースでした……汗
残り3km地点でウォッチを見ると、28分10秒前後。目標の40分からは少しだけ遅れている。
ペースを上げようとしましたが、体力を消耗していて、4分を切るペースに上げることがどうしてもできませんでした。
ラスト2kmは体力が尽きて、かなり苦しくなりましたが、楽しいレースがもう少しで終わってしまうと思うと、辛いとは感じませんでした。
何とか体は動いていたので、ペースは維持して全力でゴール地点へ。
ラスト数百メートルは、コロナ禍を超えて再びレースを走れたことへの感謝の気持ちがいっぱいで、満面の笑みを浮かべながらゴールラインを超えることができました。
レース結果
正式記録は、40分38秒でした。

目標としていた40分切りは逃したものの、現状のベストと言えるレース展開だったと思うので、ゴール後は達成感でいっぱいでした。
GPSウォッチによるラップタイムは、以下の通り。
距離 | ラップタイム |
1km | 4分03秒 |
2km | 4分00秒 |
3km | 4分03秒 |
4km | 4分10秒 |
5km | 4分03秒 |
6km | 4分04秒 |
7km | 4分06秒 |
8km | 4分09秒 |
9km | 4分06秒 |
10km | 3分55秒 |
最後までペースは維持することができ、良いレース展開ができたと思います。
後半に崩れてズルズルとペースダウンしてしまうような展開だと、課題が見えづらく、得られるものが少ないですからね。
まとめ
今回の記事では、僕が先日出場したマラソン大会『今治シティマラソン』の特徴や魅力、僕自身のレースの振り返りをまとめてみました。
今治市といえば、タオルの生産量が日本一であることや、B級グルメ『焼き豚卵飯』でも有名。
参加の記念品には、今治タオルブランドのフェイスタオルが含まれていましたし、同じマラソンチームから参加したメンバーは、レース後に焼き豚卵飯の有名店を訪れていました(僕は妻と子供に合流するため、今回は不参加)。
全国各地を回り、開催都市の特徴やアピールポイントを存分に満喫するのも、マラソン大会の醍醐味。
興味を持っていただけた方は、是非とも来年の同大会にエントリーしてみてください!!