2023年2月5日(日)に香川県丸亀市で行われた、丸亀ハーフ2023に出場してきました。
居住地である香川県で開催される公認大会とあって、毎年エントリーしていましたが、コロナ禍があり実に3年ぶりの大会開催となりました。
大会の感想をざっくり振り返ると、以下の通り。
- 結果は1時間40分22秒、終盤大失速。。。
- ハーフマラソンの距離では、練習不足はごまかせません。
- 悔しさを忘れず、再出発を決意!
この記事では上記のポイントを掘り下げて、今日走り終えての感想や今後に向けて得られたことをまとめていきます。
大会の魅力
香川丸亀国際ハーフマラソンは、毎年2月の第一週目の日曜日に香川県丸亀市で開催される、公認ハーフマラソン大会です。
2023年は第75回大会という歴史のあるレースで、男女の日本新記録がマークされたこともある、高速コースで有名です。
コースマップ
陸上競技場『Pikaraスタジアム』をスタートし、坂出市方面へひたすら市街地を走ります。
中間点過ぎで折り返し、同じ道を戻ってくるコース。

単調ですが、カーブがほとんどないため、走りに集中できるコースです。
自己ベストは狙いやすいレースだと思うので、記録にこだわるランナーにおすすめの大会です。
レースの振り返り
今回の大会は、レース本番に向けた練習がほとんどできていない状態で迎えました。
スタート前の会場では、元サッカー日本代表、本田圭佑選手の格言を身に染みて痛感しました。
準備が全てだと僕は思っているんで。準備の段階で試合は始まっている。
前日受付の時や、当日の受付時、周りがみんな早そうに見えて、気持ち負け。レースに向けた闘争心が起こりませんでした。
しっかり練習できている時には、「やってやるぞ!」と気持ちが高まってくるんですけどね。
今回の準備不足の反省、この無力感は忘れず、次回のレースに活かしていきたいです。

4分30秒/kmを意識するが……
そんなこんなで、目標タイムがあやふやなままスタートラインへ。
これも良くなかった。
あわよくば90分(4分15秒/kmペース)を目指したいという欲望から、練習していないんだからキロ5でもしんどいだろうという逃げまでが入り交じり、適切なペース配分がつかめないまま、流れに任せて走ってしまいました。
とりあえず集団について走っていたところ、最初の5kmは4分16秒/kmペース。
速すぎると感じましたが、その時点ではまだ身体は動いていたので、そのまま集団で走ることにしました。
次の5kmも、4分20秒/kmで通過。
中間点も難なく過ぎて、「もしかしてこのまま押せるのでは……?」という甘い期待が出てきました。
その直後に地獄が始まるなんてことは、この時は全く感じられませんでした。
体力が切れて、大失速
少しペースが落ちながらも、15kmを通過。
ここで、ついに体力が切れて、一気にきつくなりました。
マラソンの失敗レースで終盤ヘロヘロになってしまった時のように、体に力が入らずコントロールできない状態に。
地元開催のレースとあって、知り合いの方や職場の方が沿道で応援してくれていたのですが、声をかけていただいても気持ちが切り替えられず、大失速しながら何とか前に進んでいるような状態に。。。
ラストはゾンビのような足取りになりながら、どうにかゴールまで辿り着きました。
正式結果とラップタイム
正式結果は、1時間40分22秒。
RUNNETによる、5kmごとの通過タイムは、以下の通り。
距離 | スプリット | ラップ | ラップペース |
Start | 22秒 | – | – |
5km | 21分44秒 | 21分22秒 | 4分16秒/km |
10km | 43分26秒 | 21分42秒 | 4分20秒/km |
15km | 1時間05分54秒 | 22分28秒 | 4分30秒/km |
20km | 1時間34分12秒 | 28分18秒 | 5分40秒/km |
Finish | 1時間40分22秒 | 6分10秒 | 5分37秒/km |
……15km以降、何があった!?という落ち幅ですね。
練習不足に加えて、行き当たりばったりなペース展開、そして自分の現状の走力を把握できていなかったことで、そのペースが適切かどうか見極められない判断ミス……
ちょうど3年ぶりのハーフマラソンだったということを差し引いても、ほろ苦い失敗レースとなってしまいました。
復活に向けて、再出発
今回、ゴール後の会場で大学時代の陸上部の同期や先輩、3名と会いました。
事前に連絡を取り合っていた人から、会場で偶然出会った方まで。
それぞれ直接会うのは5~8年ぶりで、SNSが普及した今日とはいえ、久しぶりの再会は新鮮で懐かしく、近況報告をはじめいろいろな話で盛り上がりました。
僕以外の方はそれぞれしっかり練習して、自己ベストや好タイムをマークしていました。
かつて一緒に頑張ったチームメイトが卒業して長く経っても競技を頑張っているのは嬉しいと同時に、本当に良い刺激になりました。
僕もまだまだこれから、次のレースでは好タイムを出してやる!と気持ちを切り替えました。

ということで、来年度の丸亀ハーフでは自己ベスト(1時間17分29秒)を更新できるような走りができるよう、一年間頑張っていきます。